県会議席回復(浜松市中区)、政令市議選でも2から5議席に増
─いっせい地方選・前半戦の結果について
いっせい地方選挙前半戦の県議選・政令市議選・政令市長選の投票が12日に行われ、日本共産党は、4年前に空白となった県議会に一議席を確保、政令市の浜松市議選でも現有2議席を5議席へと増やしました。
一昨年の都議選・参院選で始まり、昨年末の総選挙で発展させた党躍進の流れをさらに本格的な流れにと、今年1月の第3回中央委員会総会では、①26回党大会で決めた「次期党大会までに地方議員第一党」をめざしてあらゆる条件と可能性を汲みつくす、②党の歴史でこれまでやったことのない「県議空白ゼロ」を必ず達成するという目標を掲げました。
県会議席ゼロの静岡県党にとって、全党の重大な責任を担っての選挙戦でした。多くのみなさんの日夜の大奮闘、これまでにない大きな支援をいただいて、この重責を果たし、県民の声が届く県議会への風穴を開けることができました。さらに、県下一の人口を有する浜松市で市議会議員を大きく増やしたことは、「住民が主人公」の地方政治を、この静岡県内できずきあげていく重要な地歩です。
選挙戦では、「自共対決」の立場で、政策論戦を重視しました。「戦争立法」「原発再稼働」「なれあい県議会」など、地方選挙ではあっても、有権者の関心事に応える論戦をこれまでにない規模で展開しました。議席に届かなかった静岡市葵区、駿河区、富士市選挙区でも、有権者の気持ちをとらえ、共感し、響き合う選挙戦となり、今後に生きるたたかいとなりました。
連続する後半戦(4月26日投票)、そして、連休後の国会での「戦争立法」反対の国民的大闘争へと、日本の歴史を前にすすめるたたかいがさらに続いています。
ひきつづく、大きなご支援とご協力を心から訴えます。
日本共産党静岡県委員会いっせい地方選挙闘争本部
●県議選
選挙区 | 今回 | 前回比 |
総選挙 比例比 |
|||||
候補者 | 定数 | 得票 | 順位 | 得票率 | 得票 | 得票率 | ||
富士市 | 西村綾子 | 5 | 6676 | 8 | 7.13 | ─ | ─ | -936 |
静岡市葵区 | 森 大介 | 5 | 13326 | 6 | 13.02 | 3355 | 4.11 | -269 |
同市駿河区 | 鈴木千佳 | 4 | 8851 | 5 | 11.78 | 259 | 1.23 | 27 |
浜松市中区 | 平賀高成 | 4 | 14120 | 当4 | 15.43 | 2849 | 3.34 | 4234 |
●浜松市議選
選挙区 | 今回 | 前回比 |
総選挙 比例比 |
|||||
候補者 | 定数 | 得票 | 順位 | 得票率 | 得票 | 得票率 | ||
中区 |
小黒啓子 | 14 | 7927 | 当2 | 8.69 |
-48 ※前回2人 |
0.20 |
-1959 |
東区 | 落合勝二 | 7 | 5395 | 当7 | 10.64 | 1924 | 157.0 | 233 |
南区 | 嶋田初江 | 6 | 3940 | 7 | 9.76 | 777 | 127.6 | -402 |
北区 | 渡辺真弓 | 5 | 5319 | 当5 | 13.36 | 250 | 1.27 | 1262 |
浜北区 | 北島 定 | 5 | 5092 | 当5 | 12.74 | 250 | 111.1 | 709 |
天竜区 | 酒井豊実 | 3 | 3391 | 当3 | 18.18 | -217 | 103.8 | 1656 |
●市長選 ※党推薦
選挙区 | 候補者 | 得票 | 投票率 |
過去に立候補 した時の得票 |
その時の得票率 |
静岡市 | 松浦敏夫 | 22066 | 8.0 | 21665(小沢) | 6.84 |
浜松市 | 嶋田 博 | 68007 | 20.41 | 19783(高林) | 4.76 |