党議席回復めざす
静岡県熱海市議選(定数15、2減)が19日告示(26日投票)されます。日本共産党は、井沢ともかず氏(63)=元=が、4年前に失った党議席の回復を目指します。
熱海市は高齢者の割合が42%で、4人に1人が65歳以上です。県内の市で最も高齢化率が高く、党には、「バスの便が少なく買い物もままならない」「1日の食費より高いバス代は年金では払えない」と、困難の声が寄せられています。
井沢候補は、山の上や傾斜が多い熱海ではバス路線の充実が死活問題だとし、当面はバス回数券に補助をし、市が財政危機を理由に廃止した共同利用できるコミュニケーションタクシーの復活を主張。少子化対策として、増え続ける低所得家庭の児童・生徒を守るため中学生への入学一時金など就学援助の充実を訴えています。
同市は、南海トラフ地震と相模トラフ地震の予想震度が6です。井沢候補は、日本屈指の温泉を誇る観光地を早期に安心なまちにするべきだと、多額の費用を要する旅館・ホテルの耐震化へ市の積極的支援を実現させるよう全力で取り組んでいます。
選挙戦は1人はみだしの少数激戦です。党と後援会は、「安倍政権暴走ストップ、戦争反対の党」「生活弱者の立場で市政をチェックする党」の議席の必要性を訴えています。