武力で平和ない
日本共産党静岡県委員会は14~17日を戦争法案反対のいっせい宣伝として取り組んでいます。15日昼には平賀高成県議、山本明久、鈴木節子の両静岡市議、青野賢二静岡地区委員長、大庭桃子函南町議ら16人が静岡市葵区で街頭宣伝しました。
平賀氏は「米国のあらゆる戦争に参加して『切れ目なく』自衛隊員の命をささげる対米従属の極みと言える意見立法です。戦争放棄を掲げる憲法9条を根底から覆す法案を絶対に許してはいけません」と訴えました。
宣伝は市民の注目を集め、自らビラを受け取りに来るワイシャツ姿の男性もいました。戦争法案の賛否を問うシール投票に18人が協力し、法案に賛成は1人だけでした。
「頑張って」という駿河区の女性(62)は「武力で平和になるなんてことはない。憎しみの連鎖を生むだけ。自衛隊には災害救助のようなことで貢献したいと入っている純粋な若者もいると思う。そんな若者たちを危険にさらすことなどあってはいけない」と話しました。
ビラを受け取った男性(67)は「拡大解釈で歯止めなく昔の戦争のようになってしまうのは心配だ」と語りました。
(2015年5月16日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)