観光客も注目
2015年原水爆禁止国民平和大行進(東京ー広島コース)が19日、神奈川県から静岡県に入りました。31日まで県内更行進します。
行進団は、神奈川県での引継ぎ集会をしたのち坂道の多い熱海市内を歩きました。通し行進者の山口逸郎さん(83)=東京都杉並区=、松永洋子さん(65)=静岡市葵区=ら100人が「核兵器のない世界」「いいね!」などと元気にアピールしました。
JR熱海駅前商店街では観光客や市民が注目し、募金を持って待つ店主や店先で手を振ってる店員の姿がありました。事前にビラを配布していたことに応じたものです。
沿道で募金した男性(61)は「このような行動を続けることは大事ですね。海外で戦争するようなことが議論される不安な状況。日本人みんなが考えないといけないですね」と語りました。
山口氏は「沿道の反応がとても良い。被爆70年の行進に関心が高いことを感じています。多くの人に『ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな』を訴えるため頑張ります」。松永氏は「被爆者のみなさんの悲痛な思いを胸にしっかり歩きたい」と決意を述べています。
日本共産党の井沢恭共一・熱海市議、重岡秀子・伊藤市議が参加しました。
(2015年5月21日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)