平和・民主・革新の日本を目指す静岡県民の会(静岡県革新懇)は19日夜、米軍の辺野古新基地建設を認めないオール沖縄の戦いに学び、戦争法案反対の戦いを前進させようと、仲山忠克・沖縄県革新懇代表世話人を迎えた学習講演会を静岡市駿河区で行い、42人が参加しました。
仲山氏は、戦争法案は日米安全保障条約の実効性を高める法案であり、辺野古新基地の根源にも安保条約があると指摘。「戦争法案阻止のたたかいは、安保条約をなくすたたかいに発展する可能性があり、そのチャンスであもる。辺野古と戦争法案は私たちの手で阻止しよう」と力説しました。
オール沖縄の共闘は「人権侵害を生み出す米軍基地はもういらない」という沖縄県民の叫びが生み出してきたことなどを説明し、「辺野古新基地建設阻止のためには日本全国の世論を高める必要がある。革新懇がその先頭に立って、国際法に違反した米軍基地問題と安保条約は活きの必要を訴えてほしい」と述べました。
参加した女性(61)は「非暴力のたたかいが日常化している沖縄の運動は非常に勉強になった。戦争法案を阻止するために私たちも実践しなくてはいけないと実感した」と語っていました。
2015年6月23日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)