強行した法 長続きせぬ
日本共産党の、たけだ良介参院比例候補は9日、自衛隊東富士演習場がある静岡県御殿場市に入り、演習場地域農民再建連盟の勝又幸作委員長に「戦争法(安保法制9廃止の国民連合政府)の提案を手渡し懇談しました。
鈴木ちか参院選挙区候補、井口昌彦・党東部地区副委員長、高木理文御殿場市議も参加しました。
たけだ候補は、自民党を支持していた保守的な立場の人たちや改憲の必要性を訴えていたような人も安倍政権の解釈改憲を批判していると紹介し、「立憲主義と民主主義を取り戻すことは国民的大儀です。思想・信条の違いを乗り越えて力を合わせましょう」と訴えました。
勝又氏は、「強行採決はひどかった。演習場の使用協定と同じ。納得したものでないと長続きはしない」と意見が一致。個人的な思いとして「自衛隊が戦地に行って殺し殺される事態。外部のことに介入することはよくない」と語りました。受け取った新提案については、すぐ配布したいと答えました。
演習場に飛来する米軍のオスプレイの問題について、勝又氏は、「全面返還が前提となっている米軍キャンプ富士は一日も早く返還してほしい。東富士演習場の地権者5000人以上の思いです」と強調しました。
たけだ候補は同日、東富士演習場と米軍キャンプ富士を視察。JR御殿場駅前で、戦争法廃止を訴える街頭宣伝もしました。
2015年10月14日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)