「安倍政権打倒へ学びたい」
党静岡青年支部
静岡市の日本共産党青年支部は7日、全国革新懇顧問の畑田重夫氏を迎え、みんなで社会やこれからの生き方を考えあう集いを開き、24人が参加しました。
畑田氏は、自身の戦争体験を紹介し「戦争は最大の人殺し、最大のムダ遣い。日本国憲法は民衆の悲劇体験が生み出した重みのあるもの」と力説。憲法違反を繰り返す安倍政権のもと、戦争法廃止を目指す2000万署名活動と政権打倒の参院選の重要性を強調しました。
畑田氏は青年たちに「正論が世論となり、世論と運動(行動)が情勢をかえる。正論を身につけるために学び、学び、さらに学ぼうと呼びかけました。
参加者から周辺国との領有問題について質問が出され、畑田氏は「軍事的対応ではますます戦争に向かう。年月がいくらたとうとも話し合うことが必要だ」と回答。青年達に仕事、出身地、結婚など質問し、戦争が日常を破壊することを想像し、戦争が日常を破壊することを想像し、現実的に考える必要性を述べました。
はじめて畑田氏の話を聞いた27歳の男性は、「安倍政権のままでは軍事費を増やすばかりで、経済もよくならない。景気が悪いままでは将来の展望も見えない。参院選で政権を打倒するために行動が必要。そのためにしっかり学びたい」と語りました。
24歳の男性は、「解決するには武力じゃなくどれだけ時間がかかっても話し合いをすることが大事だと実感した。友達と身近な問題から社会の問題まで話し合うようにしていきたい」と話していました。
2016年2月10日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)