今回の総選挙の最大の争点は、市民と野党の共同した力で安倍暴走政治に審判を下すことにあります。
公示日を前に、情勢の激動のなか、立憲民主党から立候補表明する方々が全国で広がっていることを歓迎いたします。わが党は、立憲民主党、社民党の人々と共同し、国民が希望の持てる政治の実現をめざして全力でたたかいます。
ご承知のように、総選挙では、小選挙区では候補者名で、比例代表では政党名で、有権者は2つの選択を行います。小選挙区で党の候補者を下ろすことは比例代表の選挙に波及します。小選挙区でも、比例代表でも、全体で議席数を増やすことが、安倍暴走政治にノーの審判を下すことになります。この立場に立ち、わが党は可能なところでの候補者の一本化を追求しつつ、すべての小選挙区での一本化という考え方をもっていません。野党の候補が競合する小選挙区が生まれたとしても、それぞれで頑張って、安倍政治を追いつめる議席を総体で増やすことです。
静岡県では3区での候補者の一本化を行い、必勝を期してたたかうことを決めました。1区と7区でもわが党以外の野党の候補者が立候補を表明していますが、時間が切迫し、すでに後援会を含めてわが党の選挙戦が走り出しているもとで、無理やり党候補を下ろすことは、野党と市民との共闘の前進にはつながらないと考えています。
安倍自公政権とその補完勢力に対決し、新しい政治をきりひらくたたかいに全力をつくします。絶大なご支援・ご協力をお願いいたします。
2017年10月6日 日本共産党静岡県委員会