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森友・加計疑惑に怒り 元自民党支持静岡市の女性

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電話で共産党支持訴え

「安倍政権を終わらせたい。何かお手伝いできることはないか」—。総選挙の公示後、日本共産党静岡県委員会に静岡市の女性(68)から電話がかかってきました。

この女性は、これまで自民党を応援し、自民党の電話かけをしたことがあるといいます。でも、今回は―。

「森友・加計疑惑はあまりにもおかしいでしょ。ウソをついたらごめんなさいと謝るのが普通。偉い人はそういうことができないのでしょうか。ウソを隠すから、どんどんおかしくなる。この問題を隠すように解散したことは許せない。戦争する国にすることもおかしい」と話します。「周りの人もみんなおかしいと思っている。でも自民党に入れればメリットが少しはあるかと思っている。そんなのはたかがしれている。多数の議席を与えてしまった私たちも悪かったと思う」とも。表向きは自民党でしたが「共産党はブレない党だ」と感心していたとも言います。

党支部の人がビラ折を依頼すると、快く引き受けてくれ、電話で共産党への支持も呼びかけてくれています。女性はこれまでの結びつきを生かし、「自民党の暴走をこのまま許してはならない。希望の党もダメ。共産党しかない」と訴えています。

友人からは「えー。どうしちゃったの」と驚かれます。中には「私たちがどうこうしたって変わらないよ」という人もいます。でも、「みんなが動けば大きな石だって動かせる」と話しています。

女性は「今は幸せに暮らせているけど、周りの人に助けられて今がある。今やっている安倍政権を倒す行動は、今まで人にしてもらったことを返す一環だ」と語っています。

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