静岡県沼津市で3日、島津幸広前衆院議員を迎え、4月の沼津市議選(定数28)で現有2議席確保をめざす党演説会が開かれました。
川口三男(74)=現=、岡田しんいち(55)=新=両候補は、安倍政権の大企業中心政策がJR沼津駅周辺の鉄道高架化事業にあらわれていると指摘し、20年間1300億円もかかる事業を許してはならないと強調。国保料引き下げ、給食費完全無料化、浜岡原発(御前崎市)再稼働を許さないなどの公約を述べました。
川口氏は「安倍政権から、暮らしを守る防波堤になる沼津市政に転換させるため、市民が主人公の立場で力をあわせたたかう」。岡田氏は「原発再稼働反対、安保法制=戦争法廃止など市民が声をあげていけば変わることを実感してきた。力をあわせ市政・国政を変える」と訴えました。
島津氏は、米国から戦闘機などを爆買いし、富裕層・大企業優遇、社会保障削減の安倍政権を、統一地方選、参院選で消費増税もろとも葬り去ろうと強調。企業献金、政党助成金を受け取らず、国民の苦難の軽減を立党の精神とする共産党を躍進させてほしいと訴えました。
参加した男性(42)は「勤労統計の不正など、いいかげんな安倍政権をこれ以上続けさせるわけにはいかない。私も微力ながら力になりたい」と話しました。(『しんぶん赤旗』2月6日付)