非核の政府を求める静岡の会が11日、総会記念シンポジウム「ヒバクシャ国際署名の前進でアジアの平和実現と核兵器廃絶の展望を!」を静岡市葵区で開き、50人余が参加しました。ヒバクシャ署名推進のつながり広がりから原水禁の人たちも参加しました。
高校生平和大使静岡派遣委員会事務局の鈴井孝雄氏が、非核の会の集まりに初めて参加し、これまで14人の高校生を長崎に送り出していることなどを報告。2018年平和大使の宮沢まさきさん、佐野文音さんも駆けつけ「私たちが聞いた被爆体験を伝え、若い世代から核兵器廃絶をなくす動きをつくっていきたい」と話しました。
被爆2世の磯部典子氏は「父親がのこした被爆体験の絵を使い、子どもたちに核兵器廃絶の必要性を訴えてきた。廃絶を実現するまで運動をずっと続けよう」と語りました。宮﨑泰成氏(県生協連)、西部勝子氏(新日本婦人の会)がヒバクシャ国際署名運動について述べました。総会では、弁護士の大橋昭夫氏が新たな世話人に選ばれました。(『しんぶん赤旗』2月15日付)