日本共産党静岡県委員会・統一地方選挙闘争本部は、4月21日投開票された統一地方選ょの結果について以下の見解を発表しました。
21日投・開票で行われた統一地方選挙後半戦の市町議会議員選挙で、県党は7市6町に19人の候補者をたて全員当選をめざし、富士市で1議席から2議席に議席増をかちとりました。一方松崎町では現有1議席を失い議席空白となり、差引では選挙前と同数の結果となりました。
選挙結果は、「別表」のとおりです。
前・後半戦をふくめた改選時比では、合計で1議席減(県議±0、政令市議マイナス1、一般市議+1、町議マイナス1)でした。
みなさんのあたたかいご支援、ご協力に心からの感謝を申し上げ、選挙で訴えた公約実現に全力をつくします。
前半戦の教訓から、後半戦でも安倍政治への審判と「地方壊し」の政治の転換を掲げ、「自公対共産党」の対決構図を鮮明にしてたたかいました。
議席増を実現した富士市では、現職・新人候補ともに福祉を切り捨てアメリカ言いなりに兵器を爆買いする安倍政権を批判し、消費税10%増税中止、国保税・介護保険料引き下げなどを訴えるなかで、「福祉の充実を」の願いや共感が広がり、「選挙公報」を見て支持を約束してくれた方もいたり、新人候補はSNSを活用して支持を広げました。現有2議席を確保した三島市では、他候補がまともに政策を語らないなか、県下で2番目に高い国保税の引き下げ、三島駅前再開発の見直しを押し出しすなかで、「創価学会員だけど投票する」「候補者はこういうシッカリした演説しないとダメだよね」と共感が寄せられました。 沼津市では8人はみ出しの大激戦を制して2議席を確保。新人候補の知名度不足の克服について支部会議で対策を相談し、消費税増税中止、国保料引き下げ、沼津駅周辺鉄道高架事業見直しの党議席のねうちを訴え、支持を広げました。
今年は12年ぶりに、統一地方選挙と参議院選挙が連続してたたかわれる年であり、参議院選挙の公示まで残すところ2か月余りと迫っています。
日本の命運がかかった歴史的な政治戦である参議院選挙での勝利めざし、市民と野党の共闘をいっそう前に進めるためにも、勝利に必要な宣伝・組織活動にただちに取り組みながら、強く大きな党づくりを特別に重視していきます。
ひきつづく、ご支援、ご協力を心からお願いいたします。