「しんぶん赤旗」読者のみなさん。いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナ感染症によって、多くの読者のみなさんも、命の不安、暮らしと営業の不安を抱えておられると思います。私たちは、こういう時こそ、みなさんのお役にたち、頼りになる、そして勇気と元気、笑顔をお届けする「しんぶん赤旗」の頑張りどころだと考えています。
「いま、世の中に『赤旗』という新聞がなくなってしまったら、真実が見えなくなってしまう。タブーを恐れず、真実を追求しているコロナ関連の記事に励まされる日々です」――毎日、読者のみなさんから寄せられる励ましの声を力に、コロナ禍から命と暮らしを守る「命綱」として、また日本の平和と民主主義を守る砦(とりで)としての役割を果たしていきたいと決意しています。 ◇ ◆
私たちが、読者のみなさんに、率直にお伝えしたいのは、コロナ禍は、「しんぶん赤旗」の継続的な発行にとっても、大きな困難をもたらしているということです。
感染拡大を防止するためには、いわゆる「3密」を避けることや、人と人との「接触」を少なくするなどが必要とされています。全国の党支部と党員は、感染拡大防止のための社会的責任を果たしつつ、見本紙をお届けし、電話を活用するなどの新しい工夫と努力を行って、読者を広げる取り組みを懸命に行っています。
ただ、この危機のもとで、「しんぶん赤旗」の読者を広げるのは、私たちの党の力だけでは難しいことも事実です。コロナ禍のもと、読者が少なくなり、新聞の継続的な発行ができなくなるような事態は、どうしても避けなければなりません。危機のもと、命と暮らしを守る「命綱」となっている「しんぶん赤旗」の発行は何としても守りぬかなければなりません。そのためには読者のみなさんのご協力がどうしても必要です。 ◇ ◆
「しんぶん赤旗」を守るために、どうか、あなたの力をお貸しください。次のことを、心から訴えます。
一つは、引き続くご購読とご協力を心からお願いいたします。
二つは、お知り合いに、みなさんが感じた「しんぶん赤旗」の魅力をお伝えいただき、購読を広げていただければ幸いです。
インターネットのホームページで、「しんぶん赤旗」のテキスト記事をご覧になっている方もおられると思います。紙面を一覧できる「紙」の日刊紙、日曜版、あるいは電子版をぜひご購読いただくようお願いします。
「しんぶん赤旗」は、1928年の創刊いらい92年間、戦前、戦後を通じて、さまざまな弾圧や困難に直面しながらも、党員の献身的な努力とともに、「赤旗」読者、支持者のみなさんの貴重な協力、支えによってそれを乗り越えてきました。
今回のコロナ危機を乗り越えるためには、私たちの最大の理解者であり、協力者である読者のみなさんの力がどうしても必要です。
どうか「しんぶん赤旗」読者のネットワークを守り、広げるために、あなたの力をお貸しください。重ねて心からお願いいたします。
赤旗編集局長 小木曽陽司
日曜版編集長 山本 豊彦