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天安門事件31年 志位氏が批判 中国指導部に反省なし この問題は今の中国の問題

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 日本共産党の志位和夫委員長は4日の記者会見で、同日、31年を迎えた中国・北京での「天安門事件」への評価を問われ、「日本共産党は、この事件が起こった当初から、直ちに“重大な人権と民主主義のじゅうりんを断固として糾弾する。学生を中心とした平和的な抗議活動に対する弾圧的な措置は絶対に許すわけにはいかない”という厳しい抗議声明を発表しました。この立場に変わりありません」と強調しました。

 その上で、1998年に中国共産党との関係を正常化した際にも、天安門事件に対する党の立場を中国側に伝えたことを紹介。この10年来、チベット、香港、ウイグルをめぐる人権侵害や、東シナ海・南シナ海での覇権主義的行動があらわになり、1月の党大会での綱領一部改定で中国の大国主義・覇権主義、人権侵害を厳しく批判する立場を綱領上も鮮明にしたと説明しました。

 さらに、志位氏は「中国指導部はいまだに天安門事件について反省がありません。事件に対する批判を封じ、事件の記憶を封印しようとしています。天安門事件は過去の問題ではなく、今の中国の問題でもあると思います」と述べました。

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