日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、社会保障を立て直す国民会議の野党5党派の書記局長・幹事長は16日、国会内で会談し、新型コロナウイルスに対応するため、今国会の会期を12月28日まで194日間延長するよう求めることで一致しました。
会談では、新型コロナウイルスによる感染が国民経済や生活にとって戦後最大の危機となっており、今国会の会期の大幅延長が必要だとの認識で一致。会期延長動議を出すことを確認しました。
日本共産党の小池晃書記局長は「野党が結束して求めているのは『国会を止めるな』ということだ。安倍政権が信任に値しないことは間違いないが、『国会を止めるな』ということを優先した対応をしていく必要がある」と述べました。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は、野党は会期延長動議を可決するよう与党に求めるが、仮に否決となった場合、野党側の「国会を止めるな」という要求に、自民党がどのような閉会後の審議を提案するかをみて、あらゆる対応をしたいと述べました。