安倍内閣の総辞職を受けた首相指名選挙が16日、衆参両院の本会議で行われ、自民党の菅義偉(すがよしひで)総裁が首相に指名されました。
新・立憲民主党、日本共産党、新・国民民主党、社民党の野党各党は、そろって立民の枝野幸男代表に投票しました。
日本共産党が衆参両院の首相指名選挙で1回目から他党の党首に投票するのは1998年以来、22年ぶりです。
衆院本会議での首相指名選挙は投票総数462票で、菅総裁314票、立民の枝野代表134票でした。参院は、投票総数240票で、菅氏142票、立民の枝野氏78票。参院会派の「沖縄の風」「碧水会」「れいわ新選組」も枝野氏に投票しました。
また、同日の衆参両院本会議は臨時国会の会期を18日までの3日間と決めました。日本共産党と立憲民主党など野党は、十分な審議が必要だとして反対しました。