卑劣なテロ犯罪を厳しく非難する――「法の裁き」による解決という原点にたった行動を
志位委員長が談話
日本共産党の志位和夫委員長は27日、アフガニスタンでの26日の爆発事件を受け、次の談話を発表しました。◇
一、8月26日、アフガニスタンの首都カブールで起きた大規模な爆発で、多数の市民や米兵などに死傷者が出た。米国のバイデン大統領は、ISの地域組織による犯行だと非難し、IS関連組織も犯行声明を出していると報じられている。犠牲となった方々への哀悼を表明する。
多数の市民の生命を無差別に奪う憎むべき蛮行は絶対に許されず、いかなる理由によっても正当化できるものではない。日本共産党は、今回の卑劣なテロ犯罪を厳しく非難する。
一、テロ犯罪をうけ、バイデン米大統領は、報復攻撃の準備を指示した。しかし、この20年間のアフガニスタン戦争の教訓は、報復戦争ではテロはなくならず、かえってテロを拡散し、テロと戦争の悪循環をつくることにある。
国際社会が、この教訓を踏まえ、国連を中心に、国際法にもとづく「法の裁き」によってテロ犯罪を根絶するという原点に立ち返って行動することを、強く求める。