撤回・謝罪と受け止める
田村政策委員長が表明
日本共産党の田村智子政策委員長は17日、国会内で記者会見し、同日のTBS系番組「ひるおび!」でメインMCの八代英輝弁護士が、10日放送の同番組で「共産党は暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」とした自らのデマ発言にかかわって、「現在の共産党の党綱領にはそのような記載は存しない」「多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と述べたことについて、「撤回、謝罪と受け止める」と表明しました。
田村氏は、「この1週間、わが党が抗議の声をあげ、撤回を求めたのはもちろんだが、日本共産党にとどまらず、共闘する野党からも積極的な発言・発信があり、また市民からも卑劣なデマを垂れ流すことは許されないという抗議の声が湧き起こった。民主主義の勝利であり、日本の民主主義が一歩すすんだと感じている」と述べました。
また田村氏は、八代氏が同番組に出演していた立憲民主党の江田憲司代表代行に向かって、「共闘を模索する立憲民主党の江田代行にもこの場をお借りして、おわび申し上げたい」と発言したことに言及。「この攻撃が、日本共産党に対する攻撃にとどまらず、市民と野党の共闘で政治を変えようという人たちに対する攻撃だと示すものだったと受け止める」として、「引き続き、共闘の発展にむけて奮闘していきたい」と述べました。