日本共産党静岡県委員会は11月10日、県庁で記者会見し、来年の参院静岡選挙区(改選数2)に鈴木ちか氏(50)を擁立してたたかうことを発表しました。
鈴木氏は「10月の参院補選では多くの若者や女性から激励が寄せられ、この思いに応えるためにがんばる」と表明。県民の切実な願いであるリニア中央新幹線の建設中止、中部電力浜岡原発の廃炉、コロナ禍で苦しむ国民、事業者への支援、第6波に備えた医療体制充実、待ったなしのジェンダー平等社会、気候危機打開へとりくむ政治に転換させると強調しました。
鈴木氏は、衆院選の結果をうけ国民が望んでいない改憲が議論となっていると指摘し、「米国と一緒に海外で戦争をして若者を戦場で殺させることは絶対に許さない。憲法9条を守りいかす政治にきりかえていく」と力説。安倍・菅直系の岸田政権と正面から対決し、野党共闘をさらに発展させるために力を尽くすとのべました。
【鈴木氏の略歴】 静岡大学法経短期大学部卒。日本民主青年同盟静岡県委員長、党県女性児童部部長など歴任。2016年、19年、21年に参院静岡選挙区に立候補。17年衆院静岡1区に立候補。